私とわたし

私の名前は生です、またの名を死と。

私はわたしの体に、わたしの命に、わたしと共に。

 

私の名前は愛です、またの名を憎悪と。

私はわたしの心に、わたしの魂に、わたしと共に。

 

私の名前は喜びです、またの名を悲しみと。

私はわたしの生活に、わたしの日常に、わたしと共に。

 

私の名前は希望です、またの名を絶望と。

私はわたしの人生に、わたしの哲学に、わたしと共に。

 

私の名前は世界です、そしてあなたです。

私はわたしの中に、そしていつでもあなたの中に、私の全てと共に。

はじめまして

時は平等に、残酷に進む。

 

日々の生活の中で感じること、考えたことは刹那的に過ぎ去って、その中で何も残すことなくただ生きていく。そんな毎日に嫌気がさしたのか、ただ新しいことを始めたかったのか、ともかく僕はこの場所を借りて、日々について記録を残しておくことにした。

 

考えたことは、人間の思考は、言葉にすることで実体を持つ。逆に言えば言葉にならなかった思考というものは、実体のない空気のようなものだろう。だからこそ僕らは、言葉にならないような感情ほど言葉にするべきで、例えようのないその気持ちこそ例えるべきだ。そうすることで自分自身に、この世界に、より近づけるような気がするから。

 

大層なことを言ってしまったが、このブログで書こうと思っているものは革新を起こすような概念や、世界を驚かすような発見でもない。ただ僕が生きていく中で手に入れた、感情や考え、生活の記録に実体を与えてあげようという、ただそれだけの事だ。つまり、僕が生きてきた証を少しでも残しておこう、という訳だ。

 

昔から物事を継続させる、という事はどうにも苦手だった。日記を書こうと決意して、結局三日坊主になったことなんて数え切れないほどある。このブログも、もしかしたらある日を境にパタンと更新が止まってしまうかもしれない。

 

それでもできるだけ、今度こそはという気持ちで、何度目かの挑戦をしてみようと思う。だから、はじめまして。